デジカメの画像をパソコンに移せず、下らない記事を書くこと数回。
こんな事をしていたら野々村尊師に合わせる顔がないということで、
漸く、ブログタイトル通りの記事を書いていくつもり。
今更20系プリウスを弄繰り回す奴が居るとも思えない・・・が、
4代目プリウスの登場で、20万円ほど相場が下がったらしいから、
年式相応に手に入れ易くなってきているのも事実。
ボディ補強やら、0-100キロ計測やら、書く事色々あるんだな。
面倒だけど。
プリウス、いや、トヨタのハイブリッド、エスティマハイブリッドもそうなんだけど、
地味にロードノイズがうるさい。と言っても、二代目デミオのようなひどいロードノイズではない。でも気になる。
以前の二代目デミオでは、フロア全体に、鉛シートを敷いて、吸音スポンジなども敷いて、とっても苦労したのにあまり変化がなかったのを踏まえて、
今回のプリウスでは、まず、バルクヘッド、フロントワイパーの下あたりの部分だな、この辺を対策することにした。
ついでに、ノッキングが気になり始めているので、プラグの点検もした。
これが施工前。三年、五万キロ。結構汚れている。
まずワイパーを取り外す。14のボックスである。
根元にボルトカバーがある。これは薄いマイナスで外す。100円でいいから、精密のがいいね。
んで、カバーを外す。
御開帳
白い棒は、ストラットタワーバーであり、この二代目プリウスの場合、ほとんど効果がない。コーナリングが少しマシになるくらい。オクヤマというメーカー製のもの。
もう一つ、二代目プリウス用のタワーバー作ってる会社があるが、そっちはなんと、ヒューズボックスが開けなくなるという欠陥仕様。設計者は阿呆である。
なので必然的にオクヤマ製を選択。が、どのみち、プラグ点検が、
ワイパー外さないとできないことに違いはない。トヨタのFFは何で、こんな傾けてエンジン載せてるんだろ?
ワイパーそのものを取り外す。取り外すぞ、取り外すぞ、徹底的に取り外すぞ!
極限整備は楽しいものである。最後のひと踏ん張りが、極限修行者への道を開くというが、最後のひと踏ん張りがどういう頑張りなのかいまだにわからない。
さらに、黒い板を外す。ここが共鳴してロードノイズがひどいと踏んだわけだ。
ここまでやってやっと、プラグ交換ができるレベルになる。道理でイリジウム製なはずである。
外した板に、レジェットレックスの偽物を張り付け。
五年くらい前に買ったやつだが、もう粘着力がありません。
仕方がないので、建築用の、屋根を貼るとか用の、強力両面テープを使用。
安物買いの銭失いとはこのことである。
外したプラグを見てみる。こんなものなのか。2007年式、5万キロ走破。
走り方は先頭に居ないと気が済まないタイプ?フル加速は結構します。
それでもこれ。とりあえず、ハイオク10リットル投入+ワコーズヒュエールワンで、ノッキングはなくなる。ああ、そういや、この二代目のプリウスは、ウォーターポンプはベルト駆動なんだけど、三代目の1800は、電動。なんと、そのモーターの基盤が、漏れた冷却水で、腐食してショート、不具合が出るという事例が、多いそうな。でもトヨタはリコールを出さない。トヨタはドケチの神様ですな。スズキのけちとは違う。スズキのケチは美学がある。トヨタのはただ強欲。
今回使用したプラグレンチは、アマゾンで買ったエーモン製。
柄が短くて力が入らないので、こうして、10ミリのT字レンチを使用して、清貧整備である。物は使いようだ。
アルミエンジンであるから、当然弱い。
プラグの取り外しは、若干の神経を要す。アルミは怖いな。
プラグのねじ部分にはクレ556を塗布。アルミに、ネジを入れるときは556を塗布しないと、ひどい目に合うよ。子づくりでもなんでも、潤滑が無いといかんな。
さて、一通り、点検したら、ワコーズのスロットルクリーナーをプラグホールから
噴射、10秒間くらい。
元に戻すだけである。
ロードノイズ対策として、アルミシートを貼ったわけだが、
組みつけるころには、なんと、暗くなってしまったから、写真はない。
バルクヘッドに旭ファイバーのアクリライト という、グラスウールだけど、
チクチクしないのを、設置。両面テープで固定した。
効果と言えば、ロードノイズの聞こえ方が変わった。この辺の施工は効果があるようだ。しかし、タイヤハウスに手を出さないと、更なる効果は得られないだろう。
これは次回の作業だな~。
最後に、野々村尊師の雄姿をご覧に入れて、今回は締めたいと思う。
「古くからの『徒弟制度』を続けている」
「厳しくするのは、一流としての基礎づくりに集中するためです」
こんな説明で、労働基準法無視の脱法が許されることはない。「徒弟制度」?ということ、労働者自身が納得している(おそらく説明されるのであろう使用者の言い訳)で、労働基準法の脱法は許されない。
多かれ少なかれ、こういった誤った働き方を崇める文化風土が、「過労死」「過労自死」を生み出してきた。
メディアの方にも、何ら批判精神無く、こういった働かせ方を褒め称えるかのような印象を与える記事を書くことも、ぜひとも自重してほしい。
こういったメディアの対応一つ一つが、日本から「過労死」「過労自死」が消えない原因を作っているのだ。